教えて!婚約指輪のいろいろ

婚約指輪に関する基礎知識

婚約指輪とは、男性が女性にプロポーズした際に贈る指輪です。エンゲージリングとも呼ばれますが、概してこれを結婚式の際に交換する結婚指輪と勘違いしている人は多くいます。女性にプロポーズする際に恥をかかないように、しっかりと婚約指輪に関する基礎知識を身につけておきましょう。
まず婚約指輪と聞くと、「給料の3か月分」と高額なイメージが付きまといますが、昨今の婚約指輪の相場は平均して30万円程度と、そこまで高額ではありません。結婚指輪より高額であることは間違いありませんが、バブル期のような敷居の高さは無くなってきています。
婚約指輪を用意する際、既製品の指輪よりも、バージンリングであるオーダーメイドの方が好まれます。オーダーメイドの場合は作成期間だけでも1か月以上はかかるため、プロポーズを見越して事前に準備を整えておく必要があります。

婚約指輪に関する豆知識

婚姻関係を結んだ際に指輪をはめる風習は、2000年以上前の古代ローマまで遡るとされています。これが婚約指輪の起源とされていますが、実際には結婚指輪の起源であり、婚約指輪についてはまた別の成立過程があります。
9世紀以前、結婚するに当たって男女はお互いのことを正しく知るべきだとして、婚約期間を持つことを推奨する慣習が生まれました。これに対して9世紀中期、当時のローマ教皇であったニコラス1世が「婚約を発表するためには、男性が多大な経済的負担をこうむるような高額な指輪を女性に贈らなければならない」という決まりを作ったのです。これが正式な婚約指輪の起源になります。
一方で、婚約指輪や結婚指輪などを左手薬指にするというのは、古代エジプトの風習とされています。婚約指輪には、実に多くの時代・地域の風習が溶け込んでいることがわかります。